洗濯物を干していると、ぴりりと可憐な声がしたので手をとめてあたりをうかがうと、マサキの垣根のなかを上下するふたつの影がみえた。しばらくそのまま待つと、ひょいと表面の枝に出てきたのはメジロだった。抹茶色のあたま、黄色ののど、そして目のまわり…
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