毎朝必ずとおる切り通しの上の道からは、表通りに面して建つ公民館の裏手がみえる。ふだんはひと気のないそこに、ここ数日、自転車をとめて話をしている高校生がいて、おそらくまだ一度もこちらには気づいていない。声はきこえても内容はわからないくらいの…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。