2006-02-12 雪に鱗粉 情景 放射冷却でくっきりと冷えこんだ朝、このあいだの雪の残りが朝日をうけて鱗粉をまぶしたように光っている。歩くにつれてこまかな光は丸みをおびた表面をなめらかに流れ、雪塊が動いているような錯覚におちいる。むかし佐渡で買った石がたしかこんな光りかたをしていたのを唐突に思い出した。